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ロタウイルスは毎年冬から春にかけて、乳児を中心に流行する胃腸炎の原因となるウイルスです。
感染力が強いので保育園、幼稚園では毎年何人ものお子さんがかかってしまいます。このロタウイ
ルスによる胃腸炎の感染を予防したり、重症化を予防するワクチンが今年(2011 年)の11 月末
から日本でも発売開始となりました。 WHO(世界保健機構)が推奨するワクチンのひとつで、
現在世界129 カ国で定期接種がおこなわれ非常に高い予防効果が認められています。
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| ●感染力がとても強いウイルスなので、手洗いや消毒だけでは感染を予防できません。
●日本では命に関わる状態になることは非常にまれですが、他の胃腸炎より脱水になりやすく、かかっ
たお子さんの5 人に1人が入院し、入院にならなくても点滴が必要になるケースも多い病気です。
中にはけいれんや脳症などの重症の合併症を起こすお子さんもいるため、予防してあげたい病気の
ひとつです。 |

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●海外、国内での報告によると易刺激性、下痢がそれぞれ数%程度報告されていますが重篤な
合併症の報告はありません。
●接種後1 ヶ月以内(大半が7 日以内)に腸重積を起こす可能性が報告されていますが、非常に
まれな副反応で、100 万人に0~4 人程度といわれています(腸重積に関する詳細はワクチンの
パンフレットをご覧下さい)。この合併症を起こさないようにするため生後24 週までに2 回の
接種を完了することが決められています。
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1 週間程度はウイルスが便に排泄されますが、そのウイルスが原因で周囲の方が胃腸炎を起こす
可能性は非常に低いといわれています。
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ロタウイルスワクチンは重要なワクチンです。生後24 週を超えると接種できなくなるため、
あせってしまうかもしれませんが、ヒブや肺炎球菌は日本でも死亡例の多いより重症な病気です。
生後2 ヶ月になったらこれらのワクチンと一緒にロタウイルスワクチンを接種(同時接種)され
ることをおすすめします。個別接種希望の方は先にヒブと肺炎球菌のワクチンを接種して下さい。
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| 大野貴美子 小児科 |
| 聖マリアンナ医科大学卒 |
| 日本小児科学会専門医 |
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