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不活化ポリオ

不活化ポリオワクチン
・当院では3月より不活化ポリオワクチンの予防接種を開始しております。
使用する不活化ポリオワクチンは輸入ワクチンの為、完全予約制となります。ご希望の方は電話にてお申しつけください。

・接種対象者 / 接種費用 / 接種回数
■ 対象の方
 生後2ヶ月以降の児の希望者
■ 接種回数・方法
 生ワクチンの接種回数等により異なります。
■ 費用
 1回 5250円(公費・補助の適応はございません)


ワクチンに関する重要なお知らせ 接種前に必ずお読みください

ポリオとは?
 ポリオは「脊髄性小児麻痺」ともよばれ、日本では1981年以降自然流行がなくなりましたが、世界のいくつかの国では依然流行がみられています。ポリオウイルスに感染した場合、治すための有効な治療はありません。したがって、予防接種のみが有効な対処方法になるため、世界中でポリオが根絶するまで、ポリオに対する免疫を持っておくことが重要です。

VAPP(ワクチン関連ポリオ麻痺)とは?
 現在日本では経口生ワクチンが使用されていますが、ウィルスの毒性を弱めたものを 使用しているため、ワクチンからポリオに感染してしまうことがあり、これをワクチン関連麻痺(VAPP)といいます。経口接種した生ワクチンは腸のなかで増え、約1ヶ月間、便の中に排泄されるため、家族などへの二次的な感染も報告されています。実際このVAPPの頻度は報告により多少の違いがありますが、日本で届出の対象となった平成18年以降では平成18年度3例、19年度4例、20年度7例となっています(国立感染症研究所の報告より)。また昭和50年から52年生まれのご両親の場合、ポリオに対する免疫が弱いことがわかっているため、二次感染に注意が必要とされています。

輸入ワクチンについて
 多くの先進国では不活化ポリオワクチン(IPV)が採用されていますが、日本では経口生ワクチンしか認可されていません。したがってIPVは厚生労働省、経済産業省に輸入申請書を提出し、厚労省地方厚生局から薬監証明書を取得して使用します。ただし、日本では未承認の薬なので、万が一接種に伴い健康被害が起きた場合、定期接種や任意接種と同様の健康被害救済制度を受けることはできません。輸入商社による独自の補償制度を受けることはできますが、補償の内容は異なります。

IPVの副反応は?
 不活化ポリオワクチン接種でVAPPを起こすことはありません。ただし他の不活化ワクチン(三種混合、ヒブ、肺炎球菌など)同様、まれにアレルギーなどの重症の副反応を起こす可能性はあります。また世界何十カ国で既に何十年も前から使用されていますが、重篤な副反応の報告はありません。

接種スケジュールについて
 不活化ポリオワクチンの2回接種で約96%程度、3回接種ではほぼ100%ポリオに対 する免疫が獲得できるといわれています。従ってVAPPを可能な限り防ぐことができるように当院では初回免疫として3回接種を原則とします。また不活化ワクチンは効果の持続が短いので、他のワクチン同様1回の追加接種を行います。標準的には4〜6歳で接種します。

不活化ポリオワクチン
 筋肉注射のほうが皮下注射より免疫の獲得率が高いという報告もあるため、当院では筋肉注射でおこないます。その際一番安全な筋肉注射の部位である太ももに接種いたします。 上記内容を良くご確認のうえ、ワクチンの予約をおこなって下さい。


  予防接種






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